ヤブミョウガ
東大赤門に向かって、左側の塀の内側に群生していました。
やはり、東大は努力で入る所ではない。元々秀才が集まる大学である! と言っている様な・・・・・。^_^
本来は山野の林内に自生する多年草。名前の由来は、ヤブ(藪)の中で生えて、葉がミョウガ(茗荷)に似ることからとの事。6-9月に数段、輪生状に小さな白色の花をつけます。花は両性花と雄花がつきます。葉は互生し、葉身は20-30cmの長楕円形。基部は鞘状で茎を抱きます。果実は黒紫色に熟し、若芽は食用になります。
ツユクサ科ヤブミョウガ属。
アジア、アフリカ、中米の熱帯、亜熱帯に分布し、日本は北限に当たるが、学名を 「pollia japonica」 と呼ばれるように、日本の代表的な植物として知られているそうです。
地下茎で増殖すると同時に秋に紫色の実を付け、種子でも繁殖するのでなかなか強い花で、放って置くとどんどん増殖するそうです。
その独特な葉と白い小さな花と紫色の実で鑑賞用としても十分資格のある花ですが、あまり園芸用には出回っておらず、鳥が運んでくれて咲く程度のようです。