セイロンライティア

セイロンライティア。花言葉は、清純。

スリランカの標高600m付近に自生する植物で、日本にはタイ経由で花木として導入されました。高さ2mほどになる低木で、直径3cm前後の純白の花を咲かせます。花びらは5枚で付け根の部分にも細かい花びらのようなものが見られます。これは副花冠が発達したものです。中央の細かくさけたカップのまんなかに、おしべとめしべが集まっています。

[ライティア]という名は、スコットランドの医師で植物学者のウイリアム・ライトを記念してつけられました。ライトは、ジャマイカの植物などを研究した人です。

キョウチクトウ科の植物はつぼみの状態のとき、花びらの巻き方が上から見て右巻きのものが多いのですが、本種は逆の左巻きなのだそうです。一般的にはライティア属に分類されますがその形状の違いからワリダ属という別属に分類されることもあります。

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