クレオメ
熱帯アメリカ原産で明治時代初期に観賞用に導入された一年草で、蝶が風に舞っている様子に花を例えてフウチョウソウ(風蝶草)の別名があります。
太くて長い雌しべと、さらに長い雄しべが突出している姿がユニークです。1輪の花の寿命は短いですが、毎日先端に向かって咲き進み、夏の間長く花を楽しめます。蕾から咲き始めは濃い色で夕方には薄くなるので、花序の全体で見るとまるで咲き分けしているようです。こぼれダネでもふえ、育てやすい草花です。
花は夕方に咲き、翌日の昼過ぎにはしぼみます。
こぼれダネですが、あまり流通していないそうで、苗は高めだとの事。
フウチョウソウ科クレオメ属