キクイモモドキ


キクイモモドキ。花言葉は、あこがれ。

北アメリカ原産で明治時代中期に観賞用に導入された多年草。栽培されていたものが逸出し野生化している帰化植物。名前の由来は、草姿はキクイモに似るが、キクイモのように塊茎がないことからモドキとなった。6-10月に茎先に7cm程の黄色の頭花を多数つける。葉は少し光沢があり、対生し、葉身は5-15cmの卵状披針形、先が尖り、縁に鋸歯がある。一重や八重咲きの園芸品種がある。スカブラ(var. scabra)は葉が有毛でざらつく。ヒメヒマワリの名前で流通しており、花壇や切り花などで利用される。

キク科キクイモモドキ属

キクイモとキクイモモドキは実によく似ていますが、葉の感じで見分けがつくようです。


これは、キクイモです。なんとなく、葉がスッとしてます。

花言葉は、陰徳。

北アメリカ原産の多年草。明治時代に家畜の飼料目的に導入された。現在は、加工用や食用として栽培されたものが野生化して自生する帰化植物。名前の由来は、菊のような花を咲かせ、地下に塊茎(芋)ができることから。8-11月に上部の枝先に5-10cmの黄色の頭花を1個つける。葉はざらつき、茎上部で互生、下部で対生し、葉身は卵形、先が尖る。塊茎はイヌリン(多糖類)を含みダイエット効果があり、顆粒やお茶として市販されている。よく似るイヌキクイモ、キクイモモドキには塊茎がない。

キク科ヘリアンサス属

花ことばより引用

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