ワレモコウ
日当たりの良い草原に自生する多年草。名前の由来は、キク科のモッコウ(木香)が転訛したものといわれるがはっきりしない。茎の中部から枝分かれし、6-10月に枝先に1-2cmの穂状花序をだし、小さな暗紫色の花を密につける。葉は奇数羽状複葉、2-6対の小葉は3-6cmの楕円形、縁に鋸歯がある。根茎は止血などの薬用に、茎葉は草木染めに利用される。 (花ことばより引用)
ワレモコウは、源氏物語にも見える古い名称である。漢字表記においては吾木香、我毛紅、我毛香など様々に書かれてきたが、「〜もまた」を意味する「亦」を「も」と読み、「吾亦紅」と書くのが現代では一般的である。名の由来には諸説あるが、前川文夫によれば木瓜文(もっこうもん)を割ったように見えることからの命名という[1]。ほか、「我もこうありたい」の意味であるなど、様々な俗説もある。別名に酸赭、山棗参、黄瓜香、豬人參、血箭草、馬軟棗、山紅棗根などがある[要出典]。英語ではgreat burnet、garden burnet、中国語では地楡(ティーユー、dìyú)と呼ぶ。 (ウィキペディアより引用)
バラ科ワレモコウ属