小石川植物園

小石川植物園 正面 入り口

 

小石川植物園 案内図

日本最古植物園

花の写真を撮りに小石川植物園に行きました。小石川植物園は東京大学の研究用植物園なので、見せるため、レクリエーションの為の公園とは全く異なります。全般的には木々が多く、草花に関しては、学術的分類を系統立てて並べている分類標本園と、薬草をまとめた薬園保存園が中心となります。

季節柄ヒガンバナは園内の至る所に咲いており、ヒガンバナ撮影目的にはとても良い植物園です。
小石川植物園 ヒガンバナ

現在温室は建設中で見ることが出来ませんでした。再開園は平成30年とのこと。多分、来年の今頃は見れるかと思います。完成の暁には、多くの熱帯の花を見ることが出来るのではないかと期待しています。

寛永15年に開園しました

寛永といわれてもピンときませんが、西暦では1638年です。この時、徳川幕府は南麻布と護国寺付近に薬園を開設しました。その後、護国寺設立に伴い、麻布南植物園に集約。

徳川綱吉貞亨元年(1684年)に小石川御殿内の北側(白山御殿の敷地の一部)に移設。小石川御薬園(おやくえん)と呼ばれるようになりました。5代将軍綱吉の時です。8代将軍吉宗の時代の亨保6年(1721年)にほぼ現在の広さに拡充されました。亨保7年(1722年)には小石川薬園内に養生所を開設しました。明治元年(1868年)には大学病院付属御薬園(おやくえん)と改称。その後何回か名称を変え、現在は東京大学大学院理学系研究科附属植物園となっています。

小石川植物園の名称は、2012年文化財保護法の規定により名勝及び史跡に指定された時に付けられた物です。

球場の12.4倍。日本最古の教育実習植物園

東京ドーム正に東京大学の教育実習施設です。日本で最も古い植物園であり、世界でも有数の歴史を持つ植物園の一つです。貞亨元年の小石川御薬園がこの植物園の遠い前身となります。明示10年(1877年)東京大学が設立された直後に附属植物園となり一般公開されるようになりました。広さは後楽園球場グラウンド部分の約12.4倍です。

絶滅危惧種を優先的に保存してます

植物多様性の研究教育のために使用頻度が高いものと、入手困難なものを優先的に収集保存しています。なので、多くの絶滅危惧種を保全しているそうです。

メンデルのブドウメンデルのぶどう

ニュートンのリンゴ

どんな花咲いている?

入り口で券を買う時、受付の方に聞いてみましょう。詳しい方が受付されているので、色々と教えてくれます。地図にペンで印をつけてくれます。これがとても役立ちます。

もちろん、ホームページで事前にチェックしましょう。開花情報や花ごよみを見ると、何がどこに咲いているかわかりやすいです。 http://www.bg.s.u-tokyo.ac.jp/koishikawa/

所で、小石川植物園後援会と言う組織が有ります。そこでは、小石川植物園の出版物を発刊しています。この資料を取り寄せて、的を絞って花を撮りに行くのも良いと思います。是非、ご利用ください。

小石川植物園 パンフレット

とにかく蚊が多い!蜘蛛の巣も注意

花にカメラを向けて息を殺していると、蚊が指や頬やに止まります。手で払いながら撮影しましたが、かなりひつこいです。結構刺されてしまい、「痒い痒い」と言いつつ歩いていました。また、道の上には木と木を結んだ蜘蛛の巣が結構あります。花を探しつつ、蜘蛛の巣を気にしつつ、ちょっと気を緩めると女郎蜘蛛に捕まるかもしれませんヨ(笑)。

蜘蛛の巣に捕まった葉っぱの写真です。
小石川植物園 蜘蛛の巣 葉

アップダウンが有りますので、結構タフです

小石川植物園 案内標識正面入口から最も遠い左手奥の雑木林まで結構傾斜のある上り坂です。山登りに来て、林に迷い込んだ感覚があります。道は有るような無いような複雑で、これが結構面白いです。

園内には、太郎稲荷と次郎稲荷が有ります。園内にお稲荷さんを祀ってあるのはなんだか時代を感じさせます。

太郎稲荷 小石川植物園

次郎稲荷 小石川植物園

分類標本園

花を撮るには、ここが一番ですね。かよっているうちに分類なども頭に入るかもしれません。

小石川植物園 分類表保温園

小石川植物園 分類表保温園

小石川植物園 分類表保温園 小石川植物園 コムラサキ 小石川植物園 カリガネソウ

小石川植物園 ムニンノボタン 小石川植物園 ハマナス 小石川植物園 キョウチクトウ

小石川植物園 ケイトウ 小石川植物園 ヤマモモソウ 小石川植物園 シュウカイドウ 小石川植物園 イモギク

小石川植物園 シモツケ

小石川植物園 ジンジャー

ジンジャーは柔らかく高貴な香りが楽しめますね。

薬園保存園

小石川植物園 薬園保存園このコーナーは昔ながらの「小石川御薬園」の名残ですね。コガネバナ、オウレン、マオウ等の当時の代表的な薬草を約100種類集めて栽培公開されています。

小石川植物園 ウコン 小石川植物園 ハブソウ 小石川植物園 ハギ

小石川植物園 ワレモコウ

その他の樹木

小石川植物園 雑木林

小石川植物園 ラクウショウ 小石川植物園 イチョウ 小石川植物園 キンモクセイ

小石川植物園 キンモクセイ アップ 小石川植物園 かりん 小石川植物園 マルバチシャノキ

小石川植物園 サネブトナツメ

小石川植物園 ハギ 小石川植物園 ハギ 白 小石川植物園 ハギ

沢山の樹木に囲まれ、森林の中に埋没します。都会のオアシスですね。

複雑な道。1周2時間はかかります

小石川植物園 地図

複雑な道なので、結構時間が取られるかもしれませんが、おおよそ、南から周り傾斜を登り、そして本館まで周るのに、約2時間かかりました。歩数にして約3,500歩でした。

休憩所

小石川植物園 休憩所

園内には1ヶ所休憩所が有ります。分類標本園と薬園保存園の間です。カレーライスなどの軽食も食べられます。でも、大学の研究施設だからなのでしょう、屋外のベンチで食べる実に簡単なものです。それはそれで結構いい感じだと思いましたが・・。まあ、ここは期待しちゃいけませんね(笑)。自動販売機も有りますので、飲み物も買えます。

茗荷谷駅から正門まで徒歩15分です

小石川植物園 正面入口茗荷谷駅から小石川植物園正門(左図赤丸)まではおよそ徒歩で15分かかります。下り坂なので楽ではありますが、植物園歩きのウォームアップですね。小石川植物園の入り口は1ヶ所です。植物園右下の安閑寺の前になります。

 

 

(文責:大久保 優)