スマホで撮影:上野東照宮ぼたん苑は花に近づける絶好のスポット
2019年:冬ぼたんを撮影に行きました。
三脚は使えません
入り口入ってすぐに、立て看板がありました。三脚使用禁止!さらに、混雑時のスケッチもダメ。喫煙飲食禁止は、当然ですね。
スマホ撮影が簡単にできる歩道脇の花たち
歩道脇に花が咲いているので、スマホでも近づけます。上から、下から、横から、色々な角度で撮影できるので、創作意欲が湧きますね。植物園にしては珍しい絶好のチャンス!これぞと思った一つの花を徹底的に撮って見るのも良いかと思います。
入り口付近は混むので、少し奥に行って撮影開始しましょう
入り口から出口まで、ボタンの花がが次から次へと現れます。多分入り口は少し混むので、さっさと奥に入って、撮影開始するのが良いかと思います。ボタンの種類は10種類程度です。しかも、ボタンの株は約200株なので、同じ花が次から次へと現れます。撮り逃し、という心配はまずないです。
光を考えて撮影場所を選びましょう
歩道は北へ、南へ、東へ、西へ、とカクカクしています。太陽の位置を意識して、どの通路で撮影したら良いかを考えましょう。カヤの隙間からの光や直射日光。逆光順光、光と陰、色々と楽しめますね。
冬ぼたんの他、蝋梅や万両、水仙、紅梅なども楽しめます
苑内では蝋梅の良い香りが漂います。紅梅も咲いているそうです(私が伺った1月初旬では咲いていませんでした)。五重塔をバックに撮影も乙ですね。
春と冬のボタン。芍薬やダリアも咲くそうです
ネット情報を見ると、冬のボタン、春のボタン祭り、4月中旬からはシャクナゲ、5月上旬からはシャクヤクなどがみられるそうです。春の桜や秋の紅葉も楽しめるそうです。とても楽しみです。
「冬ぼたん」って、抑制栽培技術を駆使した「ぼたん」なのです
「ぼたん」には、二期咲きの性質を持つ品種があるそうです。冬に咲くものが寒牡丹と呼ばれるそうです。寒牡丹は花の咲く確率が約2割以下で、なかなか見ることができないそうです。そこで、抑制栽培の技術を駆使して、開花させたのが冬ぼたんなのです。
春夏に寒冷地で開花を抑制して、秋に温度調整し、冬に開花させるのです。この作業を2年かけて、ようやく冬ぼたんの完成です。
入場料は700円ですが、コスパ高いです
700円は少し高いな~、と思ったのですが、牡丹苑を出る頃には満足感いっぱいでした。花にこれだけ近づいて撮影できる環境。そして、たくさんの花。東西南北、どんな時間でも良い光をつかめるであろうレイアウト。
東照宮拝観との共通券は1,000円です。別々に買うよりも100円やすいです。
時間が許せば拝観するのも良いかと思います。
今回は拝観しませんでしたが、次回は拝観したいと思います。
ぼたん苑の開苑時間は9:30~16:30(4月中旬~5月中旬は9時~5時です)。
間違えて、中国語のパンフレット取らないように
入り口には、牡丹園のパンフレットがあります。英語や中国語などいくつかの種類があります。私は、日本語だとばっかり思い込んだ中国語のパンフを持ってきてしまいました。表紙に「牡丹苑」とあったので、すっかり日本語対応と思い込んでしまいました。よく見れば中国語と書かれていました。皆様、お間違えのないように。
上野東照宮は神社。ぼたん苑は1980年開苑しました
上野東照宮ぼたん苑は、1980年(昭和55年)に日中友好を記念して開苑したそうです。中国牡丹、アメリカ品種、フランス品種を含め500株以上の牡丹が咲くそうです。(冬は200株のようです)
上野東照宮は1627年創建の東京都台東区上野公園に鎮座する神社です。ですから、2礼2拍手1礼でお参りします。 東照宮とは徳川家康を神様としてお祀りする神社で、日光が有名ですね。 上野東照宮は出世、勝利、健康長寿に特に御利益があるとされ信仰されています。
上野東照宮ぼたん苑の綺麗なぼたんの花たち
全てスマホ(iPhone7plus)で撮影しました。
*蝋梅の写真を1枚入れて、4x5枚のバランスをとりました(笑)。
ぼたん豆知識
立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花。芍薬と牡丹の見分け方わかりますか?
花びらがパラパラ散るのがぼたん。花ごと散るのが芍薬です。
まるで、椿とサザンカみたいですね。
葉にツヤがなく、葉の縁がギザギザであればぼたん。
ツヤがあり、丸みがありギザギザなしがシャクナゲ。
散った後にわかるより、葉で見分けるのがいいですよね。
それから、ぼたんは木で、シャクヤクは草だそうです。
上野東照宮ぼたん苑のURL
http://www.uenotoshogu.com/botan/
(文責:大久保 優)