花をスマホで撮影/国営武蔵丘陵森林公園の歩き方

2019年5月3日にスマホで花を撮影するために森林公園に行きました。開園とほぼ同時(9:30)に南口から入園し、西口から退出したのが14:30でした。園内歩数、約1万歩! 広い公園なので、しっかりと計画をたてて行きましょう。

森林公園ってどんな所?

森林公園 緑いっぱい明治100年記念事業の一環として、「緑を通じて人間性を回復するため の場の提供」をテーマに設置された第1号の国営公園です。開園は1974年7月22日。池沼、湿地、草地、雑木林など多様な環境を有しており、関東最大級のヤマユリの名所でもあります。また、サイクリングコースやオリエンテーリング、アスレチック、水遊び、運動広場、ドッグラン、マラソンコース、などの施設を有し、まさに「緑を通じて人間性を回復するため の場の提供」がなされています。

敷地面積は、約304ha。この広さは、昭和記念公園の約2倍。後楽園球場フィールド部分の約233倍。野球を一遍に233試合できる広さです。

従って、要領よく、計画立てて訪問する必要があります。

花を撮影できる場所はここだ!

森林公園はな撮影スポット4箇所森林公園ですから、園内どこでも緑いっぱいです。しかし、花を撮影する場合は、大きく分けて4箇所に絞られます。野草コースと植物園。そして、運動公園の花畑と西口広場の花畑。今回は運動公園の花畑は動線が悪いので計画から外しました。

今回のメインコースは野草コースと植物園にしました。
野草コースは約1kmの整備された小道です。植物園は花木園、ボーダー花壇、ハーブガーデン、公園・庭園樹園の4箇所が花撮影の対象になります。植物園も約1kmの道沿いにそれぞれ4つのガーデンが接しています。

撮影時間は約3時間かかります

森林公園 園内マップ花を撮影しながら回ると、野草コースで約1時間強かかりました。植物園は、少し早足で4箇所を回りながら撮影しましたが、やはり1時間強かかりました。この2箇所で約3時間。そして移動と昼食で約2時間。園内滞在時間は5時間でした。

お勧め撮影コース

野草コース

森林公園 園内バス 南口バス停朝一番で訪問しましょう。開園(9:30)と同時に入園を計画しましょう。
入園したら、園内バスを利用して、野草コース南側入り口で降りましょう。

バスの発車時刻は南口発9:40。時期によって変わりますので、時刻は絶対に調べておいてください!。
私は、タイミング悪く、待ち時間が40分となってしまいました。
40分待つなら歩こう!と、徒歩で移動したのですが、道は上り坂で約20分強歩きます。
まあ、初めは元気だから頑張れますが、広い公園ですので、極力歩かないようにすべきです。

野草コースで1時間強撮影しました。足を進めていくと、野草コース北側入り口に出ます。

昼食

森林公園 中央レストラン野草コース北川入り口から中央口まで、標識に沿って約20分弱歩くと中央レストランに到着します。ここで昼食&休憩。
レストランは、屋外にもテーブルがありますが、室内の席を取りましょう。日陰で、空調も効いているので、ここは絶対に室内です!。

しっかり休んだら、中央口から植物園までたった1駅ですが、ここもバスを利用しましょう。結構な上り坂なのです。
植物園に着くまでは体力温存ですよね。バスの中は空調が効いているので快適です。

 

森林公園 バス混雑時の注意事項ここでも、園内バスの時刻を調べておき、タイミングを計りましょうネ。
ただし、園内バスは、場合によっては満車で乗れないこともあるそうです。

最悪徒歩を想定して、昼食休憩はしっかり取りましょうネ。

 

 

 

森林公園 園内バスバス車掌こぼれ話:さっきは乗り切れず、乗車お断りしたのに、今回は1人だけ!うまくいきませんね〜。
(バスの車掌はガイドをしてくれます。まあ、無いよりはいいかな・・・。)

植物園

森林公園 ボーダー花壇の説明植物園前に降りたら、ボーダー花壇を見ながら植物園花木園をめざしましょう。梅や桜はここで見ることができます(梅は南口近くにもあります)。今回はアジサイが咲いているぐらいでした。まあ、夏は見なくても良いかも…。

次は、ボーダー花壇を戻りながら生垣園。ここも花という花はさほどありません。
なので、夏の暑い日などは、この2つを止めて、ボーダー花壇だけでも良いかもしれませんネ。
ボーダー花壇は道沿いに花が植わっているので、スマホ撮影には適します。

そして、ハーブガーデン。ここには花がそれなりにあります。少し撮影に時間をかけましょう。
ここもスマホ撮影し易いです。

そして、足を進めると公園・庭園樹園に到着します。ここではチューリップやルピナスなどの花畑が見られます。
スマホ撮影も容易です。

注意事項):植物園は、空を覆う木々が少ないので、直射日光を浴びます。夏の撮影は水分補給や日焼け止めなど暑さ対策をし、出来るだけ日陰を歩くようにしましょう。

森林公園西口

森林公園 旧鎌倉街道がある植物園を後に、西口目指して歩きましょう。およそ徒歩15分程度で、西口ひろばの花畑に到着します
GWではネモフィラの花畑が広がっていた、はずなのですが、道を間違えてネモフィラ畑は撮影できませんでした。
地図を見ながら移動したのですが、ここはへくりました。一旦道を間違えると、元に戻る気力が失せます。それだけ広い公園なので・・・。

古鎌倉街道の立て札があり、この小道を歩いてしまったのが間違いの始まりでした。

森林公園西口バス停から森林公園駅へ

森林公園 西口森林公園西口に到着。出口にバスの時刻表があります。時間があるときは、日陰にある園内のベンチで時間調整しましょう。バス停は出口から徒歩2分程度のところですが、直射日光を浴びますので・・・

三脚撮影に関して

森林公園 柵内三脚禁止ホームページには特に記載はありませんでしたが、野草コースで柵内への三脚使用禁止の看板を見つけました。柵内とありますので、基本三脚は大丈夫の様です。

トイレはたくさんあります

トイレはたくさんあるので、心配はありません。
森林公園 トイレ

水分補給用の自販機も要所要所にあります

ペットボトル自動販売機は、レストランには当然あります。その他、園内バス停近辺などにもありますので、安心です。とはいえ広い公園ですので、水を切らす事の無い様に注意しましょう。

レストランの食事

森林公園 中央レストラン うどん中央レストランでは、舞茸冷やしうどん750円をいただきました。それ以外は、サラダ、ピザぐらいしかありません。肉や魚を食べたかったのですが、まあ、仕方ないのでしょう。
席数は、店内で約50名程度です

もう一つレストランがあります。展望レストラン。ここは野草コースの近くにあります。でも、花撮影の私のプランからですと、利用することはなさそうです。

都心からのアクセス

線路池袋から東武東上線を利用します。森林公園までは急行で約1時間かかります。池袋から乗車後10分程度で少し空が見える様になります。それから更に30分ぐらい経つと次第に景色が広がってきます。更に10分ぐらい経つと、車窓に山並みが見えてきます。随分遠くにきたんだな〜、という気持ちになります。

池袋からの総額費用は3,450円でした

森林公園 入園切符2019年5月3日の価格です。

池袋〜森林公園:運賃は720円
森林公園〜森林公園南口:運賃は210円
入園料:450円
公園内のバス利用:300円/回
昼食代:うどん 750円
森林公園西口〜森林公園:運賃は300円
森林公園〜池袋:運賃は720円

5月3日に撮影した花たち

(文責:大久保 優)