MMPSとは
MMPSとはMulti Media Platform Systemの頭文字を取った名称です。
マルチメディア
「メディア」をウィキペディアで調べると、
情報の記録、伝達、保管等に用いられる「物」や「装置」のこと
と記載されています。
一般的に、「媒体」と訳されます。
また、記録と保管に関するハードディスクや、CD、DVD、メモリーカード等の記録系と、
新聞、雑誌、広告、TV、ラジオ、インターネット等の伝達系の2つに大別されるそうです。
同じくウィキペディアでマルチメディアという言葉を調べると、複数の種類の情報をひとまとめに扱うメディア
と記載されており、一般的に動きのある映像や時系列で流れる音楽などを含む物として捉えることが多いとのことです。
別名、「複合媒体」と言われています。
1980年以降、情報の消費者であったユーザーが情報の発信者にもなりうる技術が到来しました。
当時、「情報収集と情報処理」が「双方向対話型(Interactive)の情報伝達方式」と一体になった技術のことをマルチメディアと呼んだそうです。
なんか難しいですね。
その後、マルチメディアを活用した新たなビジネスやベンチャーが勃興し、ITバブルの到来になります。
1995年。インターネット元年と呼ばれています。MicrosoftのWindows95が発表された年です。
昨今は、コンピュータ自体をマルチメディアと言うこともあるそうです。
転じて、コンピュータで扱うのが難しかった「映像メディアや音楽メディア」なども、マルチメディアと呼ぶことがあるそうです。
出版業界では、一つのデータを多用途に、複数メディアに出力するクロスメディアや、異なるメディアを組み合わせて広告を打つメディアミックスなどもマルチメディアと呼ぶこともあるとのこと。
また、デザイン関係の学校で、東京マルチメディア専門学校というところがあります。
この学校では
ビジュアルデザイン科/ゲームクリエイター科/モバイル・アプリケーション科/情報処理科
があります。
何を持ってマルチメディアなのか、定義が漠然としていますが、
ただ、今回調べて、なんとなく描けたのは、
メディアが複数ある。もしくは複数のメディアを活用する。
がマルチメディアの大きな括りのように思われました。
弊社では、インターネットを活用し、複数のSNSやウエブを連携し、少ない労力で情報を広く発信できるシステムの構成要素の集合体のことをマルチメディアと捉えました。
プラットフォーム
プラットフォームは21世紀の勝ち組企業の多くが採用している戦略です。
「場」を提供して、そこに多くのプレーヤーを引き込みます。
そして、その「場」でマッチングや集客などいろいろな機能を提供します。
そうすることで、広告などのコストを減らし、
口コミなどの外部ネットワーク効果を生み出します。
プラットフォームに関しては、プラットフォーム研究の世界の一人者である平野敦士カール教授の「プラットフォーム戦略」(東洋経済新報社)をぜひご参照ください。
とてもわかり易く書かれていますので、とても読みやすいです。
MMPSにおけるプラットフォームとは、ウェブ(サイトともいいます/ホームページともいいます)のことを意味します。
ウエブをプラットフォームに位置づけて、ウエブからの発信を自動的にFacebookやTwitterにも発信し、また、Instagramの投稿を、自動的にウエブに掲載する様にしました。
ウエブを中心にして複数のSNSを結合させることで、発信力を高め、広告コストを減らし、外部ネットワークを狙うものです。
プラットフォームで重要なことは、その「場」が必要とされているものかどうかです。
つまりMMPSを活用するときは、何の「場」で活用にするかが重要になります。
MMPS自体はあくまでも便利なツールであり、手段です。
是非、何に活用するか?、をじっくりお考えください。
Facebookについて
2004年2月4日にFacebook Inc.設立。
マーク・ザッカーバーグとルームメイトが、ハーバード大学の学生の紙の学生名簿本に代わる物として作りました。
つまり、既存の友達を整理しているに過ぎないものでした。
しかし、1ヶ月程度で、学内の3/4がサイトに登録しました。
そこでサービスを拡大し、4ヶ月後には30大学ネットワーク15万ユーザーに展開しました。
2012年にIPO(上場)を果たしました。その1ヶ月後の時価総額は約6兆円です。
そして2017年6月には、ついに月間アクティブユーザー数20億人を突破しました。
Facebook自体は、年配者が多く、若年層はLINEなどが多いとよく言われていますが、それでもユーザー数を増やしています。凄いですね。
また、ある商材系のインストラクターが語ってましたが、マーク・ザッカーバーグはロックフェラーの孫であり、世界を牛耳っているロックフェラーが後ろ盾だから、絶対にFacebokは廃れない。
とも言ってました。それなりに正しいようです。
Facebokの良い点は、実名登録なので、個人情報が正確であること。なので、正確なターゲッティングでジャストミートな広告が打てることだと言われています。
Twitterについて
ツイッターはノア・グラス及びエバン・ウィリアムズによって設立された「オデオという名の企業として2005年にスタートしました。
彼らは、短い文章(140字)で情報を投稿し、自分の近況を友達に知らせるサービスを開始しました。
140字なので、つぶやき ですね。tweetって元々「小鳥がさえずる」「つぶやく」という意味です。
しかし、このツイートは誰でも見ることが可能でした。なので、友達とのやり取りを世界が見ている中でやることになります。案の定、そんなコミュニケーションは嫌われました。しかし、見知らぬ人との会話を楽しむという新たな流れが生まれました。
誰かが投稿すると、赤の他人でも入り込んで議論を交わすことができるのです。
このTwitterは大災害やビッグイベントの度に認知されてきました。
ロスでの山火事のとき、近隣の情報をリアルタイムに正確に得るために、ロサンジェルスタイムズはツイッターフィードを立ち上げ、頻繁にツイートを利用して独自の情報をレポートしました。
また、ムンバイで起こったテロ攻撃のときも、その地域での活動の詳細がTwitterで正確に、リアルタイムに配信されました。
たとえば、「駒込の皆さん竜巻は大丈夫ですか?」と投稿すると、それに対して、「私の家は大丈夫です」とか、「駐車場の車の向きが逆さになりました」とかがツイートされて、正確な情報がリアルタイムで分かるのです。
しかし、Twitterは実名登録ではありません。個人情報も不明確です。なので、広告にはあまり向かないかもしれません。
とは言っても、あっという間に世界に拡散する爆発力はすざまじい物があります。不特定多数への告知には威力を発揮すると思われます。
Instagramについて
2010年3月。ケヴィン・シストロムとマイク・クリーガーがソフト開発をはじめました。
スタート当初は数々の機能がありましたが、最終的にモバイルにフォーカスしたので、最後に残ったのがこのインスタグラムです。
2010年10月にアップルのApp Storeに登場しました。そして、なんと2ヶ月で100万人が登録しました。
更に翌年9月には登録者数は1,000万人に膨らみました。
インスタグラムの基本は「写真を撮って簡単なコメントを書いて投稿する」ものです。
そうそう。ハッシュタグ(#)の機能が2011年に導入され、写真探しが容易になったのも拡大の一因と思われます。
ハッシュタグに関して簡単に説明します。
桜の花の写真を投稿したとき、 #さくら #桜 #サクラ などとコメントに記載しますが、後日検索を使って#サクラ と入力すると #サクラとコメントされた写真だけを集めてくれる機能です。
2014年4月、Facebookが10億ドルで買収しました。当時、社員は僅か13人でした。
2016年6月には、ユーザー数が5億人を超えています。
単純に写真を撮影してコメント書いて投稿するだけなので、誰でも簡単。しかも写真をスマホに取っておけるので、ポケモンのようなソフトとも言えるかもしれませんね。
WordPressについて
Automattic Inc. が提供するウエブ用ソフトウエアがwordpressです。これは、CMS(Contents Management System)と呼ばれるソフトです。
ウエブには、CMSサイトと、nonCMSサイトの2種類があります。
CMSサイトは、プログラム言語の知識が少なくても(極端な場合、全く知らなくても)ウエブを作成できます。nonCMSは独自のプログラムでウエブを構築するものです。なので、プログラムの知識が必要です。
世界のウエブのそれぞれの使用比率は、nonCMSが52%、CMSが48%です。
両者には一長一短がありますが、情報漏洩やウィルス感染などのリスクが少ないのはnonCMSなので、大企業は独自のnonCMSシステムを利用する傾向にあるようです。しかしながら、日々のソフト更新などを行い管理ができていれば、CMSでも安心安全なので、CMSへの移行が年々増えているようです。
たとえば、New Yoke Timesとか、Microsoft、Adbe、Yahoo、eBayなどはCMSであるWordPressを採用しています。
さて、このWordPressの世界シェアですが、CMS使用サイト(対象ソフトは88種)の中で59.4%と圧倒的で、2位のjoomla6.8%を大きく引き離しています。
また、日本に於けるそのシェアは、更に高く、実に83.3%となっています。
(上記数値は、2017年8月18日時点のW3techs社の調査によります。https://w3techs.com/technologies/overview/content_management/all)
WordPressの開発者は、マシュー・チャールズ・”マット”・マレンウェッグ(Matthew Charles “Matt” Mullenweg、1984年1月11日 生まれ)です。
2008年、Appleのスティーブ・ジョブス、Amazonのジェフ・ベゾスらとともに、ビジネスウィークが選定した「インターネットで最も影響力のある25人」に選ばれましたが、当時マレンウェッグは24歳で最年少でした。
マレンウェッグはヒューストン大学に通い政治学を専攻していましたが、2003年1月に、マイク・リトルと共同でWordPressの開発をはじめました。そして、その年5月27日、WordPress0.70をリリースしました。その後、2004年にヒューストン大学を退学しCNET Networks社に入社。2005年後半に CNET Networks社を退社し、自らAutomattic社を設立しました。Automattic社は WordPress.com(無料のWordPressブログ等を提供)のサービスを運営しています。
本システムでは、WordPress.comのプラグインであるJetpackによりSNSとの連携を図り、スマホからダイレクトにホームページに記事投稿を致します。WordPressの開発者の会社が提供するソフトなので、絶対の安心ですね。
そして、WordPress自体が超メジャーなので、何かあても対応してもらいやすいので安心です。
MMPSの構成要素
MMPSでは、エックスドメイン等フリーのサーバーを契約します。ソフトはワードプレスを用います。テーマはlightning。プラグインは、10種類程入れます。また、メルマガはメールチンプ。SNSはFacebook、Twitter、Instagramをメインとし、wordpress.comのソフトで連携を図ります。
FacebookやTwitterはもちろん、google+やLINEにフォローしてもらうことも可能です。
そして、これらを全てまとめて活用することが重要なのです。
合同会社チャイムズでは、このAll in OneをMMPSとしてご提案いたします。
しかも、上記の全てがコストゼロです。
ワードプレスの知識があれば、問題なくMMPSを管理可能ですので、維持費もかかりません。
(誰でも簡単に分かるワードプレスの講座も随時行う予定です。)
MMPSの仕組み
スマホで写真を撮影し、スマホで記事を投稿します。すると、自動的にFacebookページとTwitterに転載されます。また、撮影した写真をスマホでインスタグラムに投稿すると、自動的にホームページのインスタギャラリーに掲載され、Facebookの個人ページに自動投稿されます。
メルマガはメールチンプを採用しました。ステップメールなども可能です。2,000名迄登録でき、月12,000件のメール配信が可能です。(無料の範囲です)
ウエブへの拒絶反応を少しでも和らげるために、まずは有り物システムを活用して頂き、徐々に免疫をつけていただくことを考えました。
まずは、お使いいただき、慣れてください。
MMPS概念図
以下に概念図を掲載します。これは花を主題にしていますが、花を車や、家や、なんにでも変えることが出来ますネ。
注)Facebook,Twitter情報源
ハーバード流ソーシャルメディア・プラットフォーム戦略(ミコワイ・ピスコロスキ著 平野敦士カール訳 朝日新聞出版)より