ダイサギソウ
ダイサギソウ(大鷺草、学名:Habenaria dentata)は、ラン科ミズトンボ属の多年草で、地生ランの一種。和名は花がサギソウに似て、草丈が大きいことから。地下には卵型の球根があり、前年の古い球根の横に並んで、新球根が通常は1個できる。草丈が高いため、ある程度は粗放的に管理されている場所でないと生育できない。日本では自然状態では草原植生が成立しにくいので、本種が生育するのはある程度は人里近くで、人為的な管理の加わる場所が多い。ところが一方で目立つランであるため、人が来る場所ではほとんどが盗掘されてしまう。現在では人通りのほとんどない農道脇の草むらの中に細々と生き残っているだけ、といった場所がほとんどで、野生状態で見ることは難しくなっている。絶滅危惧種である。(ウィキペディアより引用)