渋谷区ふれあい植物センターのレポートです
日本一小さい温室。それはふれあい植物センター
様々な記事で取り上げられている、渋谷区ふれあい植物センター。そこは、日本一小さい温室と必ず謳われています。どれだけ小さいのか、どんな種類の植物があるのか、この目で確かめたく訪問しました。
日本一小さい温室はプリティーです
入り口を入ると左手に事務カウンターがあり、そこで入場料100円を払います。私は60歳なので、タダでした。そして、すぐ後ろに入り口。そこまでの距離、わずか3歩。
入り口の写真
中に入り、周りをぐるっと見渡すと、それが全て。実に小さな温室でした。この写真が全てと言って過言ではありません。
館内一望写真
椅子やテーブルが置いてあり、ここでゆっくりしてくださいと誘うプリティーレイアウトでした。
渋谷区立の温室は、隣接の清掃工場の熱を利用
2004年4月10日に開園した渋谷区立の温室型植物園。渋谷清掃工場の還元施設として、清掃工場のゴミ発電による電力を使用しています。
ここは開園 13 年目 (H27.5.24 )で、 通算来場者 20 万人を達成しました。 年 2~2.5 万人の来場者があるそうです。
ここの維持費は年間おおよそ5000万円かかるようですが、入場料100円では当然賄えず、税金を使うことになります。この辺りが議会で論議されるようです。(とある渋谷区区議の方のブログより)
職員の方のインタビュー記事
センターにお勤めの方へのインタビュー記事を見つけました。ぜひご覧ください。
https://www.kdh.or.jp/pdf/safe/document/by_es/h2905.06_okyakusama.pdf
駅から徒歩12分。ちょっと遠い感じがします
この温室は、渋谷駅から徒歩で12分かかります。ちょっと歩きでがあります。ただ道はフラットですね。それから、渋谷駅も山手線ではなく、埼京線の新南口改札から出れば徒歩約5分です。でも、山手線からだと駅の中で迷いますね。まあ、12分かかると思ってお越しください。
撮影に関しては、個人の趣味であれば特に制約はありません
入場の際に、撮影に関しての注意を伺いましたが、個人の趣味であれば何も制約なしとのことでした。なので、安心して撮影してください。
ところで、館内にはロッカーが見当たりませんでした。なので、冬にコートを着て訪問した時、温室は暖かいので、コートを持ちながら撮影する必要が出ますね。そこがちょっと難点です。
誰かと一緒に訪問して、コートを持ってもらえるといいですね。そして、その方は2Fの椅子に座り、ゆったりと緑を楽しんでいただければいいですね。
こちらもいかが?
温室は緑の楽園。癒しのコージーコーナー
この温室は、都会の憩いの場。椅子やテーブルが置いてあり、ゆったりと緑を堪能するコージーな場所です。
花は少々少なめですね。なので、花の撮影目的ではちょっと物足りないかもしれません。
花だけの撮影であれば30分程度で終わってしまうかと思います。
でも、癒しの緑はかなり魅力があります。
それから、渋谷区といえば春の小川。あの有名な、♬春の小川はサラサラゆくよ♬、の謳われた地ですね。館内の小さな川は「春の小川」を意識したそうです。壁にも、春の小川の植物の説明が掲示されていました。
館内の花の名前の表示パネルも分かりやすく提示されているので、その点も評価が高いですね。
2Fは多肉植物、3Fはハーブガーデン、外にも植物が
2Fも3Fも個人の収集家が鉢植えの花を置いている!という感じの、こじんまりした展示でした。3Fのハーブは、ベランダ展示となり、屋外に出ます。屋外といえば、館外にも植物が植わっており、そこでもちょい写真は撮影できます。
2Fの多肉植物
3Fのハーブ園
プチ図書館も役立ちそうです
2Fには図書コーナーがありました。小さなコーナーではありますが、それなりに書籍は並んでおり、手軽に花を調べるには十分かと思いました。
今回撮影した花をご紹介します。
ぜひ一度足を運んで見て下さい。
(文責:大久保 優)