近くにあった植物園は川口グリーンセンター
川口市立グリーンセンター
(2018年1月3日)
1967年開園。15haの広大な市立の植物園
1946年4月に、農業振興のため埼玉県川口地区指導農場設立。1967年11月1日。グリーンセンター川口市立花木植物園として開園しました。農場設立からは72年の歴史ある植物園です。日本の都市公園100選にも選ばれています。
15.8haの広大な園内には、173科、736属、1,844種の植物が植栽されています。この広さは、後楽園球場のフィールド部分の約12倍です。
南北線 新井宿駅から徒歩13分で東門
駒込駅から22分。そして徒歩13分で東門に到着します。運賃は片道550円。
南北線から乗り入れの埼玉高速鉄道線になるため、チョット運賃は高めですね。新井宿(あらあいじゅく)と言う駅でおります。
駅は、川口グリーンセンター50週年(2016年)を記念して、ホームの扉や手すりが緑に統一されています。中々いい感じです。駅にまで結構な影響を与える植物園。期待大です。
東門までは、緩やかなアップダウンの道ですが、大して苦にはなりませんでした。バスもでています。川口市立医療センターで降りれば東門から入ります。神根支所下車徒歩3分なら正門から入れます。料金200円です。本数は・・・そこそこありそうなのですが調べがつきませんでした。
東門は病院の裏を突っ切ったところにあります。標識がちゃんとあるので、迷うことはありません。
1月3日。風が強くて寒かった
1月3日は新春初開園で、入園料は無料になります。なので、ここぞとばかり勇んで出かけたのですが、風が強い。
この写真をご覧ください。コンビニは動きませんが、手前の旗がグニョグニョです。どれだけ風が強いか。立っていると、背中がググっと押されます。でもって、1月。それは寒い寒い。と言うことで、駅前のコンビニで思わず買っちゃいました。
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話は違いますが、先日これ買いました。体幹を鍛えるために会社で使っています。スタンディングデスクでこれに載って仕事をしてます。結構良いですよ。
花撮影は鑑賞温室から攻めましょう
温室は4つあるのですが、どれもさほど高温ではないので、コートを着たままで撮影ができます。冬なら丁度よい温度なので、まずはここで温まりながら撮影するのがベストです。
鑑賞温室はランの良い香り
温室は東門の反対側に有ります。東門の近くには「さくら広場」がありますが、さくらのシーズンでなければ、そそくさと正門目指して奥に進みましょう。すると、鑑賞温室に到着します。
この入口は実は裏口なのですが、入っちゃいましょう。それほど広くはないのでどちらから入ろうと問題なしです。ここではランを展示していました。12月から3月頃までが見頃のようです。入室すると、良い香りが立ち込めてきました。ここにはラン科植物約1,300品種、約4,000鉢を保有しています。でも、不勉強な私にはどれも似たような感じで(それぞれ個性があるのですが・・)、なので適当に撮影して、温まったら次の温室を目指しました。
ラン好きの方はしっかりと撮影して下さい。
所で、撮影に関しては三脚使用禁止です。ご注意を。
サボテン温室は出口から入った
一旦外に出て、次の温室に向かいます。
入り口と書かれた看板がありましたが、サボテン温室と水生温室を結ぶ通路が入り口でした。ここで水生温室に入ってしまうと、その流れで熱帯温室に行ってしまい、サボテン温室を忘れてしまいます。なので、確実にサボテン温室からまわりましょう。
できれば、導線で一番近いサボテン温室の出口から入ると良いと思いました(しかられないとおもいますが・・・?)。実際にここから入りました。叱られませんでした・・。
ここの面積は495㎡。チョット広くなりますが、温室内は円形の通路なので、どこから回ろうと問題ないです。サボテン温室では、ハナキリンとアロエが咲いていました。でも、サボテン温室はサボテンなので、花は少ないですね。(時期も悪かったかな・・)
水生温室では望遠レンズがほしい
さて、次に連絡通路を通り、水生温室に向かいましょう。ここの面積は196㎡。
池が左右にあり、スイレンがきれいに咲いています。でも花には近づけないので、望遠レンズが必要ですね。
熱帯温室には花がいっぱい
水生温室からの連絡通路で熱帯温室に向かいます。
ここの温室は面積761㎡。設立年月が記載されていましたが、開園時に設立されたのですね。つまり、もう50年以上前の建物なのですね。
さて、ここはチョット広いです。花も一番多いです。ここでは約190品種550本の植物が迎えてくれるのです。ここも円形の通路なので、まずはぐるっと一回りして花をしっかり撮影しましょう。更に、螺旋階段を登り、上から鑑賞しましょう。そして出口は上に有ります。
出口と言っても、実はここは出口ではなく本当は正面の入口なのです。だって、出口(と思った所)にはこんな看板が出ていました。本来はこれを見て、意識を高めて撮影スべきですね。
今まで、全て逆からの攻略をしてしまいました。
何故ならば、新井宿から徒歩で行く場合は東門が最も近く、そこから攻略するには逆走が効率的だったからです。
バスでグリーンセンター迄行けば、正門からの攻略ができますね。
さて、正門から入って温室を見るとこんな感じです。手前は花壇広場です。
正面からこの温室を見ると、8角形の素敵な形をしているのが感じられます。
実際中から上を見ると八角形であることがわかります。
それから、正門入り口には見どころの花を紹介していました。
東門にはこのような看板は見当たりません。なので、できれば正門から入りたいところですが、事前に花情報を仕入れていけば逆走でも心配はいりません。
グリーンセンターの「花便り」は こちら。
撮影した主な花紹介
外の花たち
冬はほとんど花がないです。さくら広場や、ぼたん園、つばき園、つつじ山、バラ園、山野草園等。
時期を選べば撮影どころ満載ですが、冬は厳しいです。それに、寒いから冬は温室が一番ですね(笑)。
広い敷地にゆったりと木々が息づいているので、暖かければ散歩するにはもってこいです。ベンチも沢山ありますので、読書なんていいですね。
さて、今回の室外のベストショットは「ロウバイ」でした。これは綺麗でとても良い香りが漂っていました。
レストラン、トイレ、自販機
正門脇にレストランが有ります。メニューも豊富で、ちゃんとしたレストランです。カレーライス780円。若干高めかもしれませんが、まあ、ここで昼食を取れば良いかとお思います。尚、新井宿のそばには「サイゼリア」と「華屋与兵衛」がありました。昼食後の訪問もありですね。
それから、園内の至る所に自販機が有ります。なので、給水は全く心配いりません。
トイレもそこそこ綺麗です。でも、冬は寒いですね。できればレストランの室内トイレを使いたいです。但し、ここはトイレだけ使うわけには行きません。なので、昼食はレストランで!
結構広いので、2時間強滞在しました。温室は1時間20分程度でまわりました。このグリーンセンターではおよそ5,000歩歩きました。花は殆どなかったのですが庭園を一周りしたので、結構な歩数になりました。花が咲いている時期ならもっと時間がかかりますね。多分3時間は必要でしょう。次回は、春の桜の時期に訪れたいです。
(文責:大久保 優)