高知市内から高知県立牧野植物園を見て2時間で戻ってくる技

高知県立牧野植物園は四国随一の植物園です。なので、是非立ち寄りたいですが、なかなかそんな時間もないですよね。でも、ちょっとした空白の時間を使い、高知市内から2時間で訪問・鑑賞・市内に戻る事ができます。そんな経験を記事にしました。
要はタクシー利用!、さっさと歩く!なのですが、ご参考になれば幸いです。

高知県立牧野植物園正門

まずはタクシーで約2000円。約20分で到着

街中でタクシーを拾って、「牧野植物園正門」と告げます。運転手さんは、長く乗せたいので、「あと30分で桂浜いける」とか、「龍河洞は日本3大鍾乳洞」とか言って、誘ってきますが、そんな余裕はありませんので、キッパリ断りましょう。

植物園に近づくと、「上からいくといいですよ」と言ってきますが、これは五台山の上から高知市内を眺められるというもので、ちょっと遠回り。そんな余裕はないから、誘いを振り切り「牧野植物園正門」と言いましょう。

帰りのタクシーを予約しましょう

帰りは、タクシー乗り場などありません。なので、1時間後に南門前で待っててもらうと便利でしょう。行きタクシー20分。園内1時間。帰りタクシー20分。これで2時間以内に市内に戻れます。バス乗り場は南門脇にありますが、1時間に1本程度。時間が合うようであれば、バス利用もありです。バスだと25分ぐらいで市内につきます。

MY遊バスMY遊バスの時刻をよく確認しましょう。https://www.attaka.or.jp/kanko/kotsu_mybus.php#jikoku
ただし、予定時刻より遅れると思ってくださいね。

高低差があります。必ず正面から入園しましょう。

高知県立牧野植物園地図植物園は正門が高い位置にあり、南門に向けて下りになります。絶対に正門から入りましょう。タクシーで登っていくと、初めに南門を通りますが、そこでは降りずに、正門まで。正門から入ると、チケット売り場までにちょっとした花壇があり、綺麗な花が咲いています。ここを横目で見ながら、ささっと進みましょう。

高知県立牧野植物園正門チケット売り場チケットは券売機と窓口があります。料金は少々高めですが、これだけの施設を維持するには当然の価格でしょう。

野球場フィールド部分の約10倍の広さ。かつアップダウンあり。

高知県立牧野植物園地図と見頃の花掲示板まずは、見頃の植物をネットでチェックしておきましょう。http://www.makino.or.jp/stroll/
チケット売り場横にも見頃の花の位置を示した掲示板がありますので、参照ください。
そして、見頃の植物Mapで花の位置を確認しましょう。

高知県立牧野植物園遍路道脇道もたくさんあります。そんな道を行くと、登ったり降りたり、大変です(多分)。時間がないので、さっさと広い道を進みましょう。

ふむふむ広場地図こんこん広場地図
また、メインの花の多くは50周年記念庭園近くにあります。そして、南門横に温室があります。なので、途中のこんこん山広場やふむふむ広場、芝生広場は遠目に見て、回廊を抜けたら即右折して50周年記念庭園を目指しましょう。

 50周年記念庭園は広くて高低差あり

50周年記念庭園も脇道が多く、どこを歩いたら良いかわからなくなります。高低差もあるので、迷うと足腰に負担がかかっちゃいます。ここは、勘を働かせるしかありませんね。MAPの矢印先端の場所をしっかりと頭に入れて、見つからなかったら、あまり深追いせず、次に進みましょう。

高知県立牧野植物園温室温室はそれなりに花があるので、少し時間を取りたいですね

高知県立牧野植物園の温室は延べ面積1,150m2。新しくできた小石川植物園温室とほぼ同じ広さです。約1,000種類の植物。四国最大級の温室なのです。ここは30分ぐらい時間を取りたいですね。

youtubeにあった牧野植物園の温室の入り口から出口までを撮影した動画ですが、これだけで15分もあります。なので、足を止めて花を見て、写真など撮っていたら、30分は必要ですよね。

高知県立牧野植物園温室入り口

温室の入り口です。

温室の奥には少年広場や石灰岩植生園も

温室が終わったら、石灰岩植生園や少年広場なども見てみたいところですが、割愛ですね。さすがに1時間では全体は見れません。牧野植物園は、広大ですし、入園料も高いので、できれば、しっかり時間を作って、半日かけて過ごしたいですね。

素敵な建物、素敵なレストラン、カフェ

高知県立牧野植物園のお土産やさん

お土産やさん。高知県立牧野植物園カフェ

カフェ。

牧野植物園は牧野富太郎記念本館、牧野富太郎記念展示館の建物が素敵で、感じの良いレストランやカフェ、お土産やさんがあります。ここも、割愛ですね。

南門から入り、50周年記念公園と温室だけの選択もあり

高知県立牧野植物園南口牧野植物園の一部分しか見れませんが、時間が気になる方はこれもありです。タクシーに「南門」と告げて、そこから入りましょう。その場合は、すぐ横にある温室から回るといいですね。
とは言え、できれば、せわしいですが正門から入って全体を見た方が満足感は出ると思います。

撮影した花たち

(文責:大久保 優)