夢の島熱帯植物館は「ゆめいく」が合言葉
夢の島熱帯植物館
2017年10月8日訪問
新木場にある都立の温室です。
1988年11月19日。東京都民が楽しみながら熱帯・亜熱帯の植物について学べる場所として開設されました。熱帯植物を主に約1,000種類を展示する東京都立の植物館です。
夢の島公園(約43ha)の一角に置かれ、ドーム型の大温室を中心に、映像ホール、情報ギャラリー、イベントホールなどで構成されています。上の写真(案内図)のちょうど真ん中に白くシールが貼られている様な所が夢の島熱帯植物館です。
温室自体の延べ面積は3,548.35 ㎡です。
2006年4月1日から指定管理者制度により、日比谷アメニス、日比谷花壇、山武、日建総業、インテリアスケープ、エコルシステムの6社によって構成された日比谷アメニス夢の島グループによって管理されるようになりました。
この植物館の温室の暖房や館内の冷暖房、給湯などに必要なエネルギーは、すべて新江東清掃工場から送られてくる高温水でまかなっていることもおきな特徴です。
ゆめいく
日比谷アメニス夢の島グループは、「ゆめいく」と言う3つの視点を合言葉に、管理運営を行います。
その3つとは、
ゆめ、行く?
認知度の向上と多彩なイベントの実施により、公園・植物館の利用者数を増加
対象別に多彩な企画を設定/地域連携の強化で団体等を誘致/新規自主事業への積極的取り組み/既存自主事業の継続と充実/PDCAの着実な実行でのサービス水準向上に加え、施設の魅力向上による利用促進を図る。
施設の魅力向上は、施設補修/施設改良/公園の補修、植物館アプローチとしての整備/熱帯観賞温室としての魅力の発揮。
You make
公園を活動の場とする団体や企業等と連携し、多様な利用ニーズに対応
ボランティア活動支援/公園内・地域各施設との協働/大学やNPOとの連携と協業/周辺自治体や学校との連携/研修や職場体験の受入れ/全国の公園・植物園管理者や海外施設との連携。
夢育
環境意識の高い「おとな」を育てる、夢の島発の自然体験プログラムを発信
環境学習教室「森の学校」/子ども自然科学大賞/畑の管理/出張授業/教員向け研修/その他環境学習。
その他の環境学習は、各種の自然体験プログラムとして企画展示と連携したイベントなどを学校及び近隣施設で展開する。
と記載されていました。
アクセス
新木場駅から徒歩15分程度です。わかりやすいです。
まずはトーテンポールがご挨拶。
そして、道には標識が。
道の脇には、花のお出迎え。
昼食はどうするか考えましょうネ
植物館内には軽食喫茶が有ります。それで良ければOKです。でも、ちょっと小綺麗な所で食べたいとなると、館内には無く、また、近くの施設にもそのような所は見当たらないです。また、駅の周辺にも、立ち食いそば屋とかサブウエイ、吉野家ぐらいしかありません。なので、9時30分に入園して、撮影等2時間。そして、新木場から豊洲に移動して食事をする。もしくは食事をしてから植物館に行く。などが良いかと思います。
水分補給は館内で大丈夫
温室は蒸し暑く、水分補給を怠ると熱中症に・・・。水分補給はしっかり考えましょう。晴天、25度の秋の気温でしたが、新木場から15分歩いてすぐに温室に入ると結構喉が渇きます。私は駅でペットボトルを買いましたが、館内には自動販売機が有りました。なので、ご安心を。
約1時間、1,500歩で回りました
夢の島公園は433,212.23 ㎡の広さ。夢の島熱帯植物館は延べ面積3,548.35 ㎡。温室の中だけならおよそ1時間で撮影しながら周ることが出来ました。その歩数は1,500歩でした。
大温室ガイドツアーが土日祝日11:00〜15:00で随時開催されています。これを聞いてから見ると良かったのですが、この日はハロインイベントでとても混んでいて、今回はパスしてしまいました。次回は是非ウンチクを伺って、より中身の濃い撮影ができたらと思っています。
映像ホールでは、熱帯に関する15分の映画を2本立てで上映していますので、これを見るとさらに30分延びますね。
撮影ポリシー
館内は三脚禁止でした。また、通常の撮影は特に問題はないのですが、撮影会や商品プロモーション、商用使用などには届出が必要になります。まあ、我々は花を綺麗に撮影してSNSに投稿するだけですので、全く関係ないですね。三脚だけはご注意を。
撮影した花を紹介します。
入り口左に、立派なカナリーヤシがご挨拶
ディコリサンドラ・ティルシフロラ
ウツボカズラ
撮影した花たち
入場料は250円です
みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)は無料公開日です。休館日は月曜日。何処の植物園も同じですね。
参考記事URL
私の訪問した植物公園の記事です。だいぶ増えてまいりました。(^ ^)
(文責:大久保 優)